南フランス〜イタリアの旅 [2日目/11月17日] 8:00Nice空港前ホテル発→8:00Nice市内着=旧市内散策etc.=12:30発→Eze→Nice着(泊) |
---|
![]() ![]() ![]() 旧市街を望む 街の向こうは紺碧の海。,曇っているのにこの色 反対側の海も、銀の波が美しい。 ![]() Nice旧市街マセナ広場前の並木 |
さあ、レンタカーを借ります
帰りは、今来た坂とは別のルートを下っていき、旧市街を抜けてレンタカー営業所へ向かう。途中、スーパーマーケットに立ち寄り水を買い、12時すぎ、営業所に到着。 はじめに、あと1日追加レンタルできないか聞いてみるが、あっさりOKとのことで、気になるお値段は400フラン。日本で買ったクーポンは、フランに換算で300程だったから、少し高い。少し考える。日本円で約7000円だが、貧乏旅行としてはすごい出費。でも、借りよう!。 諸手続きを済まし、KEYをもらう。車は駅前パーキングビル6階にある、Hartsレンタカーの駐車コーナーまで、自分で行って勝手に乗って出発するシステムのようだ。Hartsレンタカーの場所は、ほぼ満車で、この時期に借りる人はほとんどいないようだ。 車は、フィアット・プントという車だ。早速右のドアを開けて乗ろうとしたがハンドルがない。しまった。左ハンドルだったのだ。 出発前に、ルートの確認をする。取りあえず、今日泊る予定のモナコまで行ってみよう、などと考えながらモタモタしているうちに、隣の車には、2人組の女性が乗ってきてさっさと先に出ていった。 迷いながらMonacoへ さあいよいよ出発。ハンドルを握る手はちょっと緊張気味。駐車場ビルをぐるぐる回り、公道へ出る。モナコへは、ニース市街を抜けていかなければならない。大体のルートはチェックしたつもりなのだが、早速迷いはじめる。標識はあっても、全部読めないうちに、通 り過ぎてしまうので、変な道に入ってしまったようだ。やっぱり、言葉の障壁は大きい。 いつのまにかとても細い路地に入り込んでしまう。すべてが左右逆の世界はほんとうに戸惑う。対向車が来たらさっと右に避けなければならない。自分に逆、逆と言い聞かせるあまり、発進の時、右上にシフトして、エンスト。ギアチェンジのシフトパターンと、ペダルの位 置だけは同じなのに...。すべてが慣れるまでは、少しかかりそうだ。でも、すれ違いの時、さっと譲ってくれるやさしい人が多くって、とても助かった。 ずいぶん迷い、やっとの思いでモナコへの国道98号線に出る。ヨーロッパは飛ばす人が多い、と聞いていたが、今日は土曜日だからなのか、車の流れは穏やか。98号線はずっと海が見えていい感じなのだが、晴れてたらもっと最高なのかなと思いながら走らせる。 慣れない右側通行に少し疲れたので、Parkingで休憩。朝買ったサンドイッチを食べながら、MAPを見る。今から行くモナコのユースホステルは、駅前近くの、細街路にあるようで、もしかすると駐車場がないかも...。少々あきらめ気分。だめだったらニースに戻って2件あるユースのどちらかに泊まろう。しかも2件とも街の中心部からはかなり離れてるのでそこなら車も止められそう。 モナコに入ると、突然賑やかになる。ニースからの国道は、のどかな所を通 って来たので、変な感じ。ここは小さいながらもひとつの国で、入った所の交差点では、警官が車を止めて検問みたいなことをしている。一応パスポートを用意したが、全車チェックしているわけではなく、そのまま通 過できた。 ユースへの道を探すが、目印のモナコ駅を見過ごしてしまい、完全に市街に入ってしまう。モナコの街は、ゴミひとつなくキレイで、治安も良さそうなのだが、洗練されすぎていて自分的にはかえって落ち着かない。 有名なあのF1のヘアピンコーナーをのろのろと通過、一周してもとの道へ戻る。今度こそはユースへの道を発見できたが、向こうからの一方通 行で、しかもとても狭い。早々にあきらめる。今晩の宿はニースのユースに決定。 |