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国道D536からの眺め

サンポールの町並み
城壁をくぐる

町の入り口にある広場
駐車券

つたが絡まりついた家
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7時半ごろ目覚める。外はすでに明るい。3人組はまだぐっすり寝ている。今日の予定はまだ考え中だったので急いで決めねば。とりあえずここのY.H.は気に入ったので、もう一泊することにして、今日は、ヨーロッパドライブのガイドに載っていた、コートダジュールの山中に点在する村めぐりをしよう。
出発の準備をしてシャワーをあびてから、朝食に行く。朝食時間は8時からだが、今まだ15分前。でもとりあえず行ってみる。
食堂は、夕食とはまた別の場所のようだ。やはり食堂には、誰もおらず電気もついていないので、歓談室で待つ。ちょうど新聞が置いてあるので、天気予報をチェック、今日は小雨、明日は、曇りの予報。やはり雨が降るみたいで、すごく残念。ずっと前から憧れていた、「南フランスの太陽を浴びながらドライブ」なんていうのは、ちょっと無理のようだ。
一旦部屋に戻り、8時すぎに再び食堂へ。食堂にはすでに20人くらいがいて、食事を始めている。パンとジャム、バターのみでおかずはない。あと、ドリンクが選べるので、牛乳にする。
部屋に戻ったのは9時前。3人はまだ寝ている。「朝食の時間が終わりますよ」と言ってみたが、どうしても起きれないようだ。フニャフニャ言うだけで全然目を覚ます様子がない。
出発準備も整ったので、出発。宿泊棟玄関で、オーナーさんがやってきた。チェックアウト時間の9時半が迫ってきたから、3人組を起こしに行くとのことだ。ちょうどいいので、もう一日泊れますかと聞いたら、OKとのこと。
車に乗り込み出発する前に、今日のルートをよく確認する。昨日は激しく迷ったので、今日こそはスムーズに行きたいものだ。
さあ出発、St Paul Vensへ
結局出発は9時45分。最初の目的地、St Paul Vence(サンポールヴァンス)へ。ここは、前の旅行の時にバスから見た町で、この時の印象が強く残っていて、次行く時は絶対訪れたい、と思っていた場所だ。
Nice市街地を抜けていくのだが、途中、銀行の自動両替機を発見。残り8,000円分くらいのフランしか持っていなくて、少々不安なので、あと5,000円を両替えする。レートは、日本の銀行と同じ1フラン18円だった。
今日はスムーズにNiceを抜けて、海岸沿いの国道N98へ。国道N98は空港前を通
るので、もしかすると、渡るのにさんざん苦労したあの道かなと思って走らせていると、やはり、ETAPホテルが見えてきた。国道ではあるが、制限速度は90Kmで確かに高速道路のような感じだ。しかし、一車線の幅は、とても狭く、走りにくい。片側4車線なのだが、この幅なら日本では3車線だろう。
空港から少しのところで「St Paul Vens右折」の標識を発見、ここからD536に入る。D536は交通
量も少なくて、走りやすい。緩やかな登りを上がっていくと、だんだん視界が開けてきた。さらに進むと、いよいよSt
Paul Vensが見えてくる。前回、バスの車窓から見たあの景色だ。
街の中へは車では入れなさそうなので、N98沿いのパーキングに車を止める。パーキングメーターでチケットを購入してこのチケットをダッシュボードに置く、という方式だ。一応2時間分を買ったが、10フラン(180円)と安い。
村の入り口には、広場があってペタンクの会場になっているようだ。St
Paul Vensは村全体が城壁に囲まれているので、これをくぐって中へ入っていく。街は、期待通
り、中世の石造りの家々が建ち並び、重みがあり美しい。メイン道りのR.Grandeは、ギャラリーが多く、楽しい。
村は小さいので、すぐ端までたどりつく。城壁の上に登ると、山々や、民家が見渡せる。遠く、雪をかぶったアルプスが見える。
しばらくながめ、城壁に沿った道を歩いていく。昼食を買うため、いったんメインストリートにもどる。ここで、ちょうど、おいしそうなピザのような食べ物を売っている店を発見。ピザは10種類ほどあって、どれもおいしそう。しばらく迷って、このうちの2枚を買う。このあと、城壁の外から村全体が望めるポイントへ行く。ここで、1時間程スケッチ。
車に戻ると、昼食を買ったことを思い出す。パーキングは眺めが良くないので、もう少し走らして眺めの良いところで車を止めて食べようと思い、出発。しばらく走るが急に空腹が襲ってきたので適当に車を止めて、昼食にする。
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St Paulの城壁から北東方面を望む

岩山が見える

町のいちばん奥のエリア
城壁の外側にも民家が

町の入り口にあるカフェ
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