+ 列車はルーマニアの田園地帯をひた走る +
外が、白み始めてきた。。。
寝台の3段目からは外の景色は何も見えない。
が、他の寝台の人は、みんなまだ爆睡中。
ゆっくり窓からの景色を楽しみたいので、
座席車に移動してしまおう。
寝台はあんなに混んでいたのに、
座席車はガラガラ。
一室を占領してゆったりと流れ行く景色を眺める。
--寂しい感じの集落を通過。
雨が降っている。
-列車は、東へ東へとひた走る。
--SIMERIAという駅に停車。
-車内販売が回ってきたのでコーヒーを購入、1ユーロ
それに手持ちのミルクをたっぷりいれる(^^ -
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-寒村を行く
--Alba
luliaという駅に到着
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座席車は、こんな感じ。
なかなか快適。
寝台よりコッチの方がいいかも(^^;
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Blajに到着。
はじめての土地は、興味津々。
変わった形の建物だなあ。やはり教会かな。
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駅は少し活気がある。
でも、全体的に、ルーマニアって、寂しい感じ。。。
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列車はさらに、東へと進む。
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小さな寒村の駅、通過。
-村の道路は未舗装。
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小さな集落をかすめる
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大地を行く。。。
このあたりは、穀倉地帯ですね-
--山間に入り、少し霧が出てきた。
-並んだ小さな木
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再び平野部に入り、
小さな集落をいくつも通り過ぎる。
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これは洗面所。
各国語表記は、何と手書き。
しかも英語は。。。
無い。
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ちなみに隣の車両。
乗った車両は綺麗だが、隣はかなりボロい車。
ずいぶん寄せ集めのようだ。
そう言えば、寝台車も、ボロかったなあ。
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-雰囲気ある丘。
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民家が増えてきました。
大きな街に到着かな?
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良さそうな街だなあ〜。
でもおや?この雰囲気。。。もしかしたらシギショアラ?
でも到着時刻が9時半だが。。。今9時。
で、丁度車掌が通りがかったので聞くと、
過ぎたよ。とのこと。。。
え。
何でだろう。
時刻表を見るとやはり9時半となっている。
まあ、でもとにかく次の駅で降りて引き返そう。。。
ともう一度時刻表確認するが。。。
次はブラショフという駅で何と、11時半着。
引き返すにはあまりに遠い。
で、仕方ない。このブラショフで降りることにしよう。
それにしても30分も早発なんて。。。
欧州の列車なら30分遅刻はよくあるのだが。
と、ふとガイドに目をやると、
ルーマニア以西は時差マイナス1時間との表記。
し、知らなかった。
アホだ。
ということで、なっとく。
変にすっきりしたところで、きっぷが気になる。
手持ちの券はシギショアラまで。
ちょうど 先ほどの車掌が通りがかったので、精算をおねがいすると、
ノーノ!ノープロブレムと、金銭は全く要求して来ない。
いいのだろうか。
車掌は、結構若い女性の方だった。
まあ、お金はいらないというので、
そのまま気良く乗り続けることに。
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途中、通過駅でシギショアラ行きとすれ違い。
通過と言っても、ほとんど歩くような速度。
それにしてもこの対向列車、何てボロイ外観。。。
最初廃車体かと思ったのですが、
人が乗っているので、営業中なのです。。。
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列車は荒野を行く。
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-なんともいい感じの集落だなぁ。
--こちらの集落も雰囲気あるなあ。
ルーマニア入りした時には、
寂しい、荒んだ感じのところだなあ、と思っていましたが、
このあたりに来て、
なかなかいいかも。。。と(^^
次の機会には、
レンタカーでゆっくり田舎の村巡りしたいものです。
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このあたりも穀倉地帯が続く。
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そしてなだらかな山間を行く。
ルーマニアは、
穀倉地帯→なだらかな山間部の連続なのかな。
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山 肌は、
少しばかり紅葉し始めています |
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ルーマニア入りしてからは、
ずっとどんより曇っていたのですが、
雲の間から陽の光が。。
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--小さな集落とのんびり進むトラック。
-陽があたり、美しく染まる紅葉
--広々とした大地を行く。
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集落をかすめる。
それにしても、写真撮り過ぎ。。。(^^;
はじめて訪れる国、
興奮してついついシャッターを押す手が早まる。
-そして、ちょっと都会的な雰囲気がして来ると。。。
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程なくブラショフ到着です。
<ブラショフに到着、投宿後、街歩きです>
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